事務局より 緑が丘地区振興福祉協議会事務局
緑が丘児童・老人福祉センター 川 村 博 昭
平成二十三年度もあとわずかとなりました。思い起こせば一年前の東日本大震災の時は振興福祉協議会役員勢揃いで役員会を開催しておりました。
突然の揺れに騒然となり一瞬パニックとなりました。廊下に出て外を見ると、電柱は大きく揺れ、車は二〜三メートルほど前後にゆすられておりました。戻ったときに、皆どうなっていたか忘れましたが、家族に連絡やら、揺れの強さに動揺を隠せない様子でした。
しかし、しばらく余震が続き、会議の続行は困難な状況と判断し会議は中止と致しました。
又、同時に老人クラブ協議会河北ブロック会議が松園活動センターで開催されており、そちらの方も大変ではなかったかと心配でした。宴会も用意されていたと言うことでしたが余震の中でも一杯頂いたとのお話を聴いて安心しました。
この二十二年度の最後の事業が二十三年度の準備となったわけですが、幸いこの地区は大した被害もなく、スタートはうまくいったと思っています。
但し、センターが避難所になっていることを確認しましたが、電気は付かず、水はなく、トイレは使えず、連絡はままならず、おまけにヒーターもない状況で、避難者のいなかったことが幸いだったといえます。今回の経験を生かし、今後はより確実で安心できる避難所として確立していきたいと考えます。
平成二十四年度スタートにあたって
各町内会におかれましては、新年度の準備にお忙しいことと推察いたします。事務局といたしましても、新しいスタートをよどみなくできるよう心がけて参りますのでご協力のほどよろしくお願い申し上げます。
来年度は改選期ではありませんので大きな移動はないと思われますが、地域の事情もありますので、変更のメドが立ち次第、総務または事務局へご連絡願います。
盛岡市地域協働推進計画について
盛岡市は平成十七年三月に策定した盛岡市総合計画の基本構想において八つの柱の一つとして「信頼される質の高い行政」を掲げ、この中で、市民と共に創る行政のため、協働のまちづくりの推進や、質の高いサービスの提供を目指し、市民参画を進めて行くこととしています。
これに関して取り組みの期間を決め、各地域でどのような取り組みをするか、説明会をいつ開催するか、取り組みの実施はいつか等、市より調査がきています。いずれ取り組まなければならない課題かと考えますが、次年度はまちづくり懇談会もあり、説明会を開催し各町内会の事情、様子等をうかがっていくようにしたいと考えます。
なにか良いお考えがありましたらお聞かせ下されば幸いです。 |