緑が丘地区振興福祉協議会 No.81
「第25回 奥州街道一里塚まつり」その一コマ 誌面に使われたものと違う写真もあります、プログラムとは順不同です。 緑が丘・黒石野商工業会 HP担当者 注釈 |
緑が丘地区振興福祉協議会 事務局長 増 田 文 男
平成26年度の「まちづくり懇談会」は、懇談会で出されたものを年度内に取り組みたいという谷藤市長のお考えから、例年より二ヵ月程早い8月25日(月)に開催されました。 地区協では6月初めに町内会・自治会会長会議を開き、生活環境等に対する要望事項の提案を要請しました。7月初めには総務三役会で各町内会・自治会の要望事項から緑が丘地区としての懇談事項を絞り込む作業を行い、その後地区協役員会を開催して協議・確認し、 の三つの懇談事項を決めて7月10日に市当局に提出しました。また、懇談事項に入らなかった6町内会からの8項目にわたる要望事項も、8月8日に窓口である市広聴広報課に提出しております。 参会者は総勢百二十名 8月25日(月)午後6時30分から、緑が丘地区活動センター・体育館を会場に地区内から120名を超える参加者を得て、岩城秀男副会長の開会のことばで始まり、主催者として千葉健一会長、谷藤市長、晴山市町連会長が挨拶しました。来賓に、市町連から5名、上田地域活動推進会から小枝指好夫会長と事務局長、村上貢一市議会議員、地区内四公立小中高校長、緑が丘黒石野商工業会会長が参加しました。 懇談は東藤郁夫市長公室長を座長に進行、谷藤市長から施政運営方針が述べられたのをはじめ二年後に開催される「希望郷いわて国体・希望郷いわて大会」への取り組みの説明と協力依頼を国体推進局長が行いました。引き続いての懇談事項では、緑が丘地区から佐々木惇副会長が、趣旨と回答を求めたい事項について丁寧に述べたのを受け、出席した関係部局長6名が懇談事項一つ一つについての回答を行いました。 一 上田深沢線の街路樹と歩道整備 街路樹となっているアメリカフウの点検と剪定・伐採にっいては、引き続き重点的なパトロールを行うとともに剪定を継続していくこと、アメリカシロヒトリの防除については早期駆除が可能となる薬剤の試行を始めており、枝払いの継続実施を行うことの回答が都市整備部長からありました。歩道補修及び自転車と歩行者のゾーン分けについては、建設部長から通行の支障箇所の舗装すりつけや部分的な根切り等で補修していくこと、現在ゾーン分けの整備中の区間が終了後、国道4号から盛岡三高までの区間を整備するとの回答がありました。 二 旧競馬場跡地の今後の整備計画と施設の管理・防犯対策 バスターミナル予定地の用途変更に係る整備計画については、見直しが必要で、地元とも意見交換を行って検討していくとのことでしたが、現在関係部署と協議中でいつまでに完了するかまでは現段階では言えないとのこと、また自由広場ゾーンについては現在公共下水道の配管工事を行っているが、それが完了後に多目的広場一面と多目的広場二面を整備する予定であり、スポーツの練習場やイベント会場に利用できるようになる。平成29年度の整備完成を目指しているとのことが、担当している市長公室長より回答がありました。公園管理・防犯対策については、都市整備部長から地域の意見を聴取して利用方法を決定するとのこと、また公園ゾーンの夜間の防犯対策に関しては、まだ設置されていない園路の照明灯を今年度中には設置するとの説明がありました。 三 「空き家」管理と今後の高齢化対策 空き家の実態把握については、平成20年度調査では市の空き家率は13・9パーセントで、この二年間に毎年80件近い相談が寄せられていて、今年も7月末までに50件をこえており、対策業務の基礎データとするため来年度に詳しい調査を実施することにしているとのこと。また「空き家条例」の制定については、昨年までの条例制定を保留した経緯を説明するとともに、良好な生活環境の保全等のために、所有者への指導等や緊急時の市による応急措置等を定める条例案を九月議会に提案することにしていること、また「空き家」に伴う生活道路の除排雪については、指定路線は市で行うが、それ以外については市民協働による実施とし空き家周辺の方々のご協力をお願いしたい旨の回答が、くらしの安全課を所管する市民部長からありました。高齢化対策を含めた「空き家」の有効活用については、特に成果らしいものが上がっていないが現在松園地区で実験導入されている空き家バンク制度を検証して「空き家」の対策を検討していくと都市整備部長から回答がありました。 懇談事項後 意見交換 引き続き次の様な意見交換がなされました。
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緑が丘小学校校長 熊 谷 哲 也
北校舎の耐震工事が本格的に始まり来年の二月まで続く予定です。日毎に工事音が高く響くようになりました。特に2年生4年生の子どもたちはいつも以上に発言の声を大きくしたり、集中力を高めたりしながら勉学に励んでいるところです。なかなか難しい環境下にありますが、生命を守るための大切な工事であることを理解している子どもたちが熱心に学ぶ姿を見るにつけ、その態度に感心しています。 工事に伴って多くの方が来校されますが、その方々に対して、廊下や外で明るく爽やかな声で、「ありがとうございます。」や「お疲れ様です。」と感謝の言葉を口にしている子どもたちです。「立派な挨拶ができる子どもさんたちですね。」と、ありかたく嬉しい評価をいただいています。 毎朝、交通安全指導をいただいております高橋さんや三浦PTA会長さんにも同様の挨拶を交わす子どもたちです。よい習慣は一朝一夕に形成されず一方悪い習慣はあっという間に身に付くと言われます。学校と家庭の協力、そして地域の皆様によるご支援の賜物と感謝いたします。そして集団登校という形態が、そのよさを広げ継続させているのだと考えます。子どもたち自身が長所を自覚し、さらなる高みを目指していくことを願っています。 8月9日は岩手大学教育学部3年生の学生が二十名、教育実習生として来校しました。小学校教師を目指す情熱溢れた若人が日々子どもだちと授業や遊びを通して心の交流を図り続けました。真摯な言動が子どもの心を揺り動かし固い絆を結び付けるに至りました。私たち教職員も実習生の真剣に学ぶ姿勢から初心に帰ることができました。人と人の気持ちを繋ぎ、心を通い合わせるためには、直接的な魂のふれあいが一番です。彼らの「全力・謙虚・笑顔」の精神は今も生き続けています。 本校の伝統である「学びのサポーター」や「授業ボランティア」「読み聞かせ『ふくごろう』」等、PTAや地域の皆様のご協力にも感謝申し上げます。まさに日々多くの方々の支えがあって緑が丘小学校が成り立っていることを実感しています。 学力の定義は様々ですが、学校で学んだことを基本としながら、将来自分のもつよさを生かし、世の為人の為に尽力し貢献できた時にこそ、その力は本物になります。小学校は人生の土台となる根っこを張る時と場です。学校教育目標である「生き生きとしたみどりの子」の実現に向けて、教職員一同さらに精進を重ねてまいります。 |
『あかるい街』に頑張る地区協の姿をたくさん紹介したい。そんな話し合
いの基に広報の編集を進めています。 今回は、『まちづくり懇談会』『一里塚まつり』『祝受賞』『あいさつ標 語審査結果』『黒中ふれあい体験訪問記』『緑が丘小学校熊谷哲也新校長先 生の寄稿』『ソフトボール優勝杯の贈呈式』『青少年部健全育成講演会のご 案内』を掲載しました。(編集事務局 高松児童センター) |