緑が丘地区振興福祉協議会  No.84

発 行 人  千 葉 健 一
事 務 局  緑が丘児童・老人福祉センター
      盛岡市緑が丘 3-19-18 TEL 661-8236
編集事務局 高松児童センター   TEL 662-0712
印 刷 所  岩手ワークショップ
                              平成27年11月 1日

一里塚祭りを終えて 〜 一里塚アカマツ植樹 10周年を迎えて 〜
一里塚まつり実行委員長 松内 昭彦

 こんにちは、奥州街道上田一里塚『第26回一里塚まつり』は、さる7月18日(土)、19日(日)の二日間、歓喜の中開催され大盛況で幕を下ろしました。これも一重に、盛岡市、各関係団体、地域町内会様をはじめ皆様方の多大なるご支援、ご協力の陽物と衷心より御礼申し上げます。このたびの一里塚まつりは、アカマツが植樹されて十周年を迎えた記念の年の開催でした。
 平成16年8月31日、長年街を見守って来た、大きな一本のアカマツは、台風による強風で倒伏してしまい、翌平成17年に『植樹式』が挙行されました。当時の実行委員会委員長川村正広様 (緑が丘黒石野商工業会前会長)、副実行委員長加藤恵様(緑が丘地区振興福祉協議会元会長)、倒伏松有効活用検討委員会代表吉津賢次郎様(緑が丘黒石野商工業会元会長)、御来賓代表盛岡市長谷藤裕明様、盛岡グリーンバンク東島未紀様に御出席いただきました。地域の園児、小学生、中学生の代表の方から『誓いのことば』もいただきました。
 植樹式では五本のアカマツが植えられ、進行役事務局長川尻秀雄様(緑が丘地区振興福祉協議会元事務局長)の掛け声で、餅まき大会の振る舞いをしました。第16回一里塚まつりは、のびっ子太鼓、黒中太鼓でオープニングされ始まりました。植樹の様子の写真は村上米穀店に大きく掲示されており、三世代の姿がとても和みます。あれから十年が経ち ました。一里塚の歴史は、これからも語り継がれて行くことと思います。
 今年の開催初日は、小雨模様でしたが、実行委員の俊敏な対応、出演者の機敏な行動でプログラム通りに進められました。また、模擬店コーナーでは、昨年地区協に加わった緑が丘ヒルズ町内会様に特別企画で出店をしていただきました。販売商品も大好評で行列が出来るほどでした。とても若い世代の町内会ですので、これからもアピールしていただき 『ふれあいのある街づくり、一里塚まつり』を、ふるさとの祭りとして繋いでもらいたいです。宜しくお願い致します。
 地域の皆様に一里塚のエピソードはございますか?一里塚まつりを通して、安心、安全な街、将来を担う子ども達を守る街づくりを続けて行きましょう。
 来年もお会いしましょう。ありがとうございました。

『第26回一里塚まつり』の写真は、こちらです
別窓が開きます



緑が丘小学校区 少年指導員の活動について
緑が丘小学校区理事 和 泉 暢 悦

 盛岡市少年指導員連絡協議会は昭和51年に結成され今年で40周年を迎えました。現在、緑が丘小学校区の少年指導員は7名で活動しております。少年指導員は盛岡市教育委員会の少年指導員養成講座を受講し所定の講習、実技を修了すれば登録することが出来ます。現在、新しく二名の方が養成講座を受講しておりますので暮れからは一緒に活動することが出来ます。
 年間の活動としては子供会の世話人の方々に、学校のドッヂボール大会の前に審判講習会をします。そして、大会の前日まで子ども達にドッヂボールの指導をして大会に備えます。
 夏の一里塚まつりでは、子ども達の大声絶叫大会、輪投げ、すいか割り、などの子ども挑戦大会の指導をしております。冬には緑が丘小学校の一年生全員に、地区の老人クラブの皆さんと一緒になって「昔の遊び」の指導などして楽しんでいます。又、緑が丘小学校区自然体験の集いとして高松の池や緑が丘周辺の散策などをしました。
 盛岡市少年指導員連絡協議会の行事として毎年、子ども会のリーダー研修会を盛岡市立区界高原少年自然の家で二日間、市内の他の学校の子ども達と一緒に頑張っています。年度の最後の活動としては各町内の子供会の新しく世話人になる人たちの研修会を行っています。世話人になって直接、子ども達の成長を見守ることができ、小学生時代の楽しい思 い出作りができる役目だと思って子ども達に接して頂ければと思います。町内の皆さんで子ども達が健やかに育つ明るい街にして行きましょう。




毎月一日は安全・安心・心の日
高松小学校 校長 川 上 良 治

 今春の桜の開花は早く4月中旬に満開になりました。桜の花に囲まれた校庭で元気に遊ぶ子どもたちと先生方の笑顔に、小学校の本来あるべき姿がここにあると、強く印象に残りました。
 高松小に赴任してまず驚いたことは、登下校時に多くのボランティアの方が子どもたちを見守ってくださることでした。雨の日も風の強い日も交差点に立ち、子どもたちの安全な横断に努めてくださっています。温かい眼差しで優しく穏やかな声で挨拶をかけていただいています。地域の子どもを大切にしてくださっていることが伝わってきます。いつも頭が下がる思いです。
三校連絡会の会合に参加しましたが、交通安全ばかりでなく、防犯・青少年の健全育成の観点から様々な方のご尽力があり、子どもたちがすくすくと育っていると肌で感じることができました。まさに他に誇れる地域です。
 三校の研究会で、三校に共通する課題について話し合いが行われました。その際三校で統一して取り組むことの一つとして、「自転車乗車時のヘルメット着用の義務化」を掲げ、今年一年間啓発と協力に向けて取り組むことになりました。市内の中学校区では義務化が進んでいます。しかし、黒石野中学校区では現在「努力義務」なので、一〜二割ほどしか着用していません。万が一のとき危険性を強く感じます。
 地区懇談会等機会あるごとに着用の有効性を説明し賛同を得ていますが、着用率は伸び悩んでいます。ヘルメットは転倒や衝突事故のとき、確実に命を守ってくれます。備えあれば憂いなしです。今後も着用率アップのため働きかけていきたいと考えています。
 交通安全に限らず、子どもたちの命や安全を守ることは最も大切にされなければならないことです。盛岡市の学校では、毎月一日を「安全・安心・心の日」として命の大切さを見つめる日と定めています。高松小では、各教室に安全旗を掲げ、意識を高めています。また、子どもたちの心に響く話を教師が発信しています。他者への思いやりをもち人権意識を高めることで、互いのよさに目を向け望ましい人間関係を築くよう努めています。心を耕すことが、遠回りだとしても、いじめのない学校へとつながると信じています。


(その他の記事については割愛しました。)
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