平成22年度「一回目」
緑が丘・黒石野商工業会 主催
平成22年度 地域活性化事業


平成22年度 第一回 (通算18回)「あきんど塾」報告
『個店支援にみる各お店の頑張り』
〜全ては店主の発想から実績アップ!〜

2010年4月16日(金)
緑が丘三丁目公民館にて、2010年度 第1回目のあきんど塾を開催しました。

○岩手県中小企業団体中央会が実施した個店・支援事業
(通称:ウルトラD → ウルトラ:最高の D:醍醐味)

 中央会(岩手県商店街振興組合連合会)が平成17年度から県内各地区商店街振興組合の組合員店舗を専門家(コンサルタント)を活用し、個別に支援するメニューを設け、現在まで実施。 平成21年度の釜石市の事例を元に「個店支援」の成果・実績について、岩手県中小企業団体中央会の 岩渕哲宏氏にお話しを伺いました。



 この支援方法の特徴は、すべて店主の発想が基本で、上から目線のコンサルタントからの指導ではなく、店主のやりたいことを引き出す。それは店主の発想の顕在化であり、具体化する事であり、専門家は店主の発想に対し助言するに留め、あくまで主役は店主である。

・お店の元気の答え侍、店主がお持ちです
お店の元気は店主の発想(やりたいこと)にかかっています。
やりたいことこそ継続します。

・取り組んだお店は「やってみたいこと」を実行しました
思わず見入ってしまうPOP
見ていて楽しい看板
訴えるDM、チラシ
的確な品揃え

これらはどこの店主さん誰もがやっていることで珍しくありません。
しかし釜石の店舗さんはこれを丁寧に実行しました。

・違いは「丁寧」に行動したかとうかです
POP→価格や商品名だけでなく、使用感や品質を伝えます。(感想文)
看板→新・既存商品情報やセールをはじめ、メッセージをふんだんに(お店情報の発信)
DM、チラシ→去年と同じ、前回と同じではお客様の目に留まりません。魂をこめて
品揃え→お客様ニーズに応えるだけでなく、店主こだわりの商品や店主自身が欲しい商品。

.「丁寧」とは何でしょうか?
「手間・ヒマ借しまずにお店の良さ」を伝える行動です。

・自分のお店の強み(良さ)を改めて確認する
自店の特徴は何か→支持される要因
固定客様は、貴店の良さを熟知している。→聴いて・みる(長所の把握)
↓↓
基本は強みを伸ばすことに重きを!

とても役立つご講演でした。






続く懇親会は、会員店の「登志寿司」さんで、多数が参加して賑やかに行われました。
ご主人の畠山敏雄さんから額入りの「包丁切り絵」をプレゼント。
会長から渡されて破顔の岩渕講師。



(報告と写真 anbe )


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