緑が丘地区振興福祉協議会  No.71

発 行 人  国 吉 久 俊
事 務 局  緑が丘児童・老人福祉センター
      盛岡市緑が丘 3-19-18 TEL 661-8236
編集事務局 高松児童センター   TEL 662-0712
印 刷 所  岩手ワークショップ
                              平成23年7月1日

心のかよう 明るい街
緑が丘地区振興福祉協議会
会長 国 吉 久 俊

 平成二十三年度緑が丘地区振興福祉協議会の総会は五月十九日行 なわれました。
 会長就任後、初めての総会であり無事に終えることを願っておりましたが、おかげさまで全議案が満場一致で可決され杞憂に終わったことで、ホッとした次第です。今年は十四町内会中、四町内会の会長が交替となりました。又各町内会でも役員改選が行なわれるなど新執行部の体制となりますが地区協スローガン「心のかよう明るく住みよい地域づくりをめざして」を達成すべく次の事柄に取り組んでいきます。
 昨今、人と人とのつながりが薄くなり始めた社会で、一人暮らし高齢者の見守り・支援活動を目的としたシルバーメイト事業の拡充・青少年の健全育成等健やかで心のかよう地域づくりに努め、学校、家庭、地域の連帯を一層深め、挨拶、声かけ等、青少年との交流を図る。また東日本大震災の経験を踏まえ防災意識を高めるとともに避難所の充実を当局に働きかけること。ごみ減量、資源再利用に対する住民一人一人の意識を高める。旧競馬場跡地の有効活用を図るため上田地区、緑が丘地区とが協調し、市と有効活用のための懇談等たくさんある課題を一つづつ解決していきたいと考えております。
 昨年十二月下旬から大雪になり、又、大晦日から元旦にかけての大雪で内陸部に被害を及ぼし三月十一日の大地震、津波、四月七日夜、再び震度五強の揺れと沿岸部に未曾有の大災害をもたらしました。更に福島第一原発事故が追い討ちをかけ、これでもかと痛めつけられています。
 お亡くなりになられた方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに被災者の皆様には謹んでお見舞い申し上げます。
 尚、明るく住みよい地域づくりに皆様のご理解とご協力を賜りますようお願いいたします。


平成23年度 定期総会

 平成二十三年度緑が丘地区振興福祉協議会総会が、五月十九日(木)午後一時半から、緑が丘児童・老人福祉センターで開催されました。
 顧問の県議会議員佐々木博氏・前会長加藤 惠氏からご祝辞をいただき、太田代政男氏(黒石野パークタウン会長)を議長に議事に入りました。事業報告・決算報告が承認され、「心のかよう 明るく 住みよい 地域づくり」を目指す活動の指標が提示され、事業計画が予算とともに承認され別表の通り役員が承認されました。
 各地区では、四町内会で会長の交代があり、昨年度・今年度と役員構成が大幅に替わりました。総会後は、六つの専門部に分かれ、専門部長中心に事業計画について協議し、二十三年度のスタートを切りました。


平成二十三年度 活動方針



心のかよう
 明るく 住みよい
  地域づくりをめざして

一 高齢社会に対応する健康保持・ 増進と、生きがい活動を積極的に 推進し、地域福祉の向上を図る。
(一) 一人暮らし高齢者の見守り・支援活動を目的としたシルバーメイト事業の拡充を図り、地域福祉への関心を高め、その育成につとめる。
 ※事業への住民の積極的参加と組織の拡充を図る。
(二) 介護保険制度の趣旨を踏まえ、「介護予防」を柱とした事業の推進を図る。

二 少子高齢社会など、社会変化に伴う青少年の健全育成を進め健やかで心のかよう地域づくりに努め、学校・家庭・地域相互の連帯を一層深め、積極的に事業を推進する。
(一) 挨拶、声かけ及び諸行事を通じて、青少年との交流を図る。
(二) 旧競馬場跡地の環境ゾーンや小鹿牧場を青少年の自然体験学習などに有効活用できるように当局に働きかける。
(三) 「いわて教育の日」・「教育振興運動」推進に積極的に協力する。
(四) 町内会・老人クラブ等の協力を得て、登下校の安全見守り活動を継続して行う。

三 ごみ減量・資源再利用に対する住民一人一人の意識を高め、併せて、環境問題への取り組みを進める。
(一) きれいなまち推進協議会など、関係諸団体と協調して環境保全及びごみ減量・資源再利用の啓発と実践意欲を喚起する。
(二) ごみ減量・資源再利用懇談会を開催する。

四 地域防災に対する住民意識を高め、安全かつ明るく住みよい地域づくりを目指す。
(一) 東日本大震災の経験を踏まえ、防災意識を高めるとともに避難所の充実を当局に働きかける。
(二) 新しくできる「緑が丘ヒルズ」とも協調し、意識を高め合う。

五 旧競馬場跡地の有効活用を図るため、上田地区、緑が丘地区とが協調し、市と懇談を持ちながら進めていく。
(一) 旧競馬場跡地の環境ゾーンの方向が固まり、着工に入るが、自由広場ゾーンは今後の課題であり、地域住民が、こころとからだを癒せる環境に整えるよう要望する。


平成二十三年度 第二十二回一里塚まつりの開催について
まつり実行委員会事務局

 今年のI里塚まつりは昨年の好天にあやかって、より盛り上がりのある「まつり」にしようと張り切っていた矢先、東日本大震災が発生し、被災地はもとより内陸においても大きな影響を受けました。
 各地でいろいろの催しが中止となる中でまつり準備会を行い、開催か否かについて論議を深めました。
 今年は中止にしようという意見もありましたが、何もしなければ何もない、何かをしようということになりました。そこでメインテーマに「東日本大震災復興祈願」を掲げ被災された方々を励ますこと、ポスター、プログラム、手拭い等に激励の文字を入れること、また、電力不足を考慮し、時間を短縮して節電に努めること、又義援金を募る等を配慮し開催する運びとなりました。
 開催日は七月三十日・三十一日の二日間、十三時から十九時まで開催することといたしました。地区の皆様にはこれらのことにご理解をいただき、「まつり」の盛り上げにご協力をお願い申し上げます。



(その他の記事については割愛しました)
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