緑が丘地区振興福祉協議会  No.76

発 行 人  国 吉 久 俊
事 務 局  緑が丘児童・老人福祉センター
      盛岡市緑が丘 3-19-18 TEL 661-8236
編集事務局 高松児童センター   TEL 662-0712
印 刷 所  岩手ワークショップ
                              平成25年 3月 1日

平成二十四年度をふりかえって
絆を大切に
緑が丘地区振興福祉協議会 会長 國  吉  久  俊

 今冬の寒さは異常ですが皆様には如何お過ごしでしょうか。
 二十五年一月の寒さは、日中の最高気温が氷点下という日が続いており、道路は凍結し歩くのも車も危険な状態です。
 全国的にも寒く関東では七年ぶりの大雪にみまわれ、連日テレビは怪我人が続出と報じていました。二十三年三月十一日には東日本大地震が発生。福島の原発では未だに故郷に帰れないなど、復興がなされていない状況であり、仮設住宅で寒さをこらえながら生活してる方々が沢山おられます。
 昨年十二月は三年ぶりの衆院選があり、復興との言葉が飛び交いましたが是非、早急に取りくんでいただきたいものです。
 十二月七日には三陸沖を震源とするM7・3、震度五弱の強い揺れに襲われ、テレビは宮城県沿岸地方に津波警報が出され、避難を呼びかけておりましたが二十三年三月十一日の大地震が思いだされ激しい恐怖に襲われました。
 翌十二月八日〜十日の朝にかけ雪が激しく降り積もり道路は凍結し、この先、何か起こるか心配されますが平穏に明るく過ごしたいものです。
 又、大阪ではバスケットボール部の生徒が顧問に体罰をうけ自殺、指導の在り方が問題になっております。
 扨て、この一年間の地区協の活動はといいますと「ごみ減量・資源再利用」懇談会が開かれ(助言者・発表者を含め一五〇数名参加)関心の高さを伺わせました。
  (緑小)混じればごみ、分別すれば資源の寸劇。
  (黒中)街道の時間で学んだことを生徒の目をとおしての素直な意見発表など。
まちづくり懇談会や緑が丘・黒石野商工業会と共催の一里塚まつりも地域に定着しており大いに盛りあがりました。
 又、各部主催の行事などが順調におこなわれたことは、地域皆様のご協力の賜ものと感謝申し上げます。
 三校連絡会では、地域住民と学校が情報交換をし、子ども達の安心・安全に力を注ぎ、又、標語募集をおこなうなど連絡を密にしており、黒石野中「街道の時間」も十三回目を数え大きな成果をあげております。
 一人暮らしの方が誰にも見とられず、亡くなっていたという話が、あちこちで聞かれますが民生委員やシルバーメイトの方達による一人暮らし高齢者の見守り支援活動を目的にした事業の拡充などに取り組んでおり、青少年の健全育成では挨拶や声かけて青少年との交流を図ること。ごみ減量や資源再利用に対する住民一人一人の意識の高揚と防災に対する住民意識を高める事や、健康推進協議会による保健活動など地域の皆様と絆を深め、和をモットーに地区協が活動指標としている「心のかよう、明るく、住みよい」地域をめざして参ります。
 緑が丘児童・老人福祉センター、高松児童センター、緑が丘地区活動センターとも皆様のご期待に添うよう活動して参りたいと思いますので皆様のご指導、ご協力を宜しくお願い申し上げます。



事務局より

緑が丘地区振興福祉協議会事務局         
緑が丘児童・老人福祉センター 川村博昭


 今年度も残り僅かになってまいりました。事務局は14町内会10老人クラブを担当しておりますが、各協議会が円滑に運営できるようお手伝いをさせていただいております。
 いつも感じることですが、この地区協議会は他の協議会に比べて事業への参加率が高く、まちづくり懇談会、一里塚まつり、ごみ減量資源再利用懇談会、親和会歓談会、シルバーメイト懇談会、三世代交流会、等町内の皆様の協力の体制が素晴らしいと思います。
 老人クラブ協議会もグラウンドゴルフ大会に始まり盛岡市老人スポーツ大会、敬老レクスポーツ及びニュースポーツ交流会等沢山の会員の参加をいただきました。老人クラブで最近問題になっていることに会員数の減少が挙げられております。高齢化が進んでいる今日、各クラブでは会員の勧誘を進めております。
 年度末となり、各町内会や各老人クラブでは役員改選の時期であり、それに伴って地区協と老人クラブ協議会の役員も改選になることがあろうかと思います。
 この町内会6,400世帯がさらに明るく、心をかよわせる、住みよい街づくりを目指していけるよう協力を惜しまないで進めたいと思いますので、今後とも相変わらずのご指導とご鞭樋・ご協力のほどお願い申し上げます。

緑が丘地区まちづくり懇談会
盛大に開催

3つの懇談事項を中心に活発な意見交換がなされました。

 平成24年度緑が丘地区まちづくり懇談会は平成24年11月1日(木)18時30分より緑が丘地区活動センターを会場として開催されました。参加者は総勢130名を超え、盛況であったといえます。前回までとの違いは懇談会終了後の懇親会をなくしたことです。
 会議は盛岡市が中心となり、当緑が丘地区振興福祉協議会会長の挨拶に始まり市長挨拶、市町連挨拶の後、東藤 市長公室長を座長に選出し、懇談に入りました。最初に副会長の緑が丘二丁目町内会長 岩城秀男氏による趣旨説明がなされました。この地区から出た懇談事項は
ア、旧競馬場跡地の進捗状況について
イ、「空き家」対策について
ウ、市道上田・深潭線の街路樹のあり方について
の三項目ですが、それぞれの項目について担当部局よりの回答がありました。それらの内容と回答を要約して述べたいと思います。
ア、について
 競馬場跡地については大きく公園ゾーン・環境ゾーン・自由広場ゾーン・保健福祉ゾーンの四つに分かれ、それぞれ整備がなされてきました。
 公園ゾーンは26年度・環境ゾーンは25年度に完了予定です。  尚、福祉ゾーンについては保健センターを整備し平成20年度に完了しております。
 自由広場ゾーンは土地取得率が56.2パーセントであり平成29年度までにすべてを取得することとなっています。中にはグラウンドゴルフやサッカー等、多目的に利用できるようにします。平成26年度に着工し29年度に整備を完了する予定です。
 当初計画されたバスターミナルはバス事業者より設置の困難さが話され別の用途として活用策を検討していきたいと考えます。
 東緑が丘から自由広場ゾーンを通って盛岡三高に抜ける道路の整備と安全の確保については、これからも協議していきます。
イ、について
 持ち主不明の住宅が美観を損ねたり、ブロック塀の倒壊の恐れが出ている箇所をお見かけの方は広聴広報課までご一報ください。
ウ、について
 定期的なパトロールや交差点付近の枝の伐採や病害虫の駆除を行っています。街路樹を低木に切り替える等については継続して検討していきます。

 要望事項については盛岡市に提出し回答があった分のみを要約して掲載いたします。
 高松四丁目線の拡幅整備の要望については難しい状況です。
 生活道路確保のための市道の早期除雪については速やかに行うこととしていますが、全市域で同様の箇所が多数あり、今後パトロールを徹底し適切な除雪に努めたい。
 黄金児童公園の老朽化した汲み取り式のトイレにつきましては平成25年度中に撤去できるよう予算化します。
 防災マップの見直しについては平成25年度新たに全戸配布する予定です。




懇談会で提出された要望事項
 高松保健センターの活用について「スポーツ施設として利用できないか」との要望では、目的は健康相談保健指導健康診査等、地域保健に寄与する施設のため卓球等はできません。
 以上簡単にまとめましたが、回答の詳細については各町内会長さんや緑が丘児童・老人福祉センターに回答書および議事録などを保管しておりますので、お問い合わせください。

文責
緑が丘地区振興福祉協議会     事務局長 川 村 博 昭

(その他の記事については割愛しました)
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