緑が丘地区振興福祉協議会  No.94

発 行 人  千 葉 健 一
事 務 局  緑が丘児童・老人福祉センター
      盛岡市緑が丘 3-19-18 TEL 661-8236
編集事務局 高松児童センター   TEL 662-0712
印 刷 所  岩手ワークショップ
                              平成31年 3月 1日

平成時代の感慨
緑が丘地区振興福祉協議会
会長  千葉 健一
 平成時代は、今年4月末をもって閉じます。皆さんは、この30年間にどんな感慨をお持ちでしょうか。
 私は、一言でいえばと「平和と狂騒」の時代だったと思っています。先ず、平和な時代が、70年余も続いてきたことを誇りに思います。特に戦前から戦中を生きぬいてきた私たちの世代は、戦争のない時代は、無上の宝なのです。
 日本は、近年、幾度か他国から挑発や核を笠に着た脅迫行為を受けました。けれど、我が国には世界に誇る不戦の憲法が存在します。武力による紛争を否定し、対話を通じて人類共存の協調路線を歩んでいくことこそ最大の力なのです。
 また、平成時代は、幾多の忌まわしい事件と自然災害が多発した狂騒の時代でありました。
 オウム真理教による一連の殺戮は時代が生み出した不可解な事件でありました。更に、相模原障がい者施設殺傷事件では一青年による偏屈な思想が人権を踏みにじるおぞましい事件でした。
 歴史に刻印される3・11東日本大震災、各地における地震や風水害は、改めて人間と自然との調和を問うているような気がします。
 また、平成時代は、情報文化がすさまじい普及を見た時代でもあります。懸案事項として「スマホが脳に埋められた」にみるようにゲーム依存症の子どもが激増し、影響は青年層にも及んでいます。スマホが、人々を孤立化させ、社会崩壊につながらないよう歯止め策が喫緊の課題となっています。
 9月に盛岡市とのまちづくり懇談会が開催されました。市長以下幹部の皆さんと地域課題解決について懇談を深めました。旧競馬場の整備が進められ、人工芝のグラウンドが4月にオープンします。残されているバスターミナル跡地の活用策については、地域住民に役立つものとなるように多くの意見が出されました。また、空き家の増加、不法建築の安全対策と高齢化に伴う多様なインフラ整備についても要望しました。
 今年度、地区協の多様な行事にご参加・ご協力いただいたことに心から感謝申し上げます。
 5月から新たな元号となります。皆様にとってこの一年が良き年となりますよう祈念申し上げます。


30年度を振り返って
緑が丘地区振興福祉協議会
事務局長 千葉 和寿

 「心のかよう明るく住みよい地域づくりをめざして」地区協の活動が行われています。今年度は、「盛岡市高松保健センターが有効に活用できるよう利用促進を図る」を活動方針に付け加えました。新たな事業では、女性部で手作りリース講習を開催しました。千葉会長のもと役員・専門部の皆様の協力により諸事業を滞りなく実施することができました。
 9月には、隔年開催の「まちづくり懇談会」を開催しました。市長から市政運営方針の説明の後、「盛岡競馬場跡地の整備について」、「放置空き家対策、違法建築に対する行政指導について」「緑が丘地区の交通事情の改善について」市担当者から説明が行われ、その後、参加者からの質問、意見などが出され懇談が行われました。
 一里塚まつりは、第29回を迎え二日間の日程で開催することができ、今年は猛暑の中で行われ参加された皆さんには汗をかきながらステージ発表等行っていただきました。また、西日本豪雨被害支援募金を行い、多くの方々から善意の協力をいただくことができました。ありがとうございました。
 この一年間、事務局として皆様に支えられ業務を進めさせていただきましたことに感謝申し上げます。

(その他の記事については割愛しました。)
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